無料のホームページ作成サービス一覧【2022年版】

最近ではホームページ作成が「無料」でできるとうたったサービスが多くあります。
その中のおもなサービスを調べてみました。

ここに挙げたものはあくまでも一部です。
また、情報が変わる可能性もありますので最新情報は各サービスのページをご確認ください。

主な「無料」プラン一覧

(表は横にスクロールします。マーカー部分は下に補足説明あり)

サービス名称 WordPress
(ワードプレス)
WIX
(ウィックス)
Jimdo
(ジンドゥー)
CLOUD LINE
(クラウドライン)
Ameba Ownd
(アメーバ オウンド)
運営会社 注(1) Wix.com Japan株式会社
注(2)
日本語版は
KDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナー
注(3)
株式会社アントアント ​株式会社サイバーエージェント
デザインテンプレート
直感的な編集(WYSIWYG)
広告表示無 × × × × ×
SSL 証明書 不明 ×(独自ドメインのみ対応)
webサーバー保存スペース 3GB 500MB 500MB
(ウェブページは
最大5ページまで
不明 1GB
(ウェブページは
最大10ページまで
帯域幅 不明 1GB 2GB 不明 不明
独自ドメイン利用 × × × × ×
サポート1
(メール、チャット)
× × × × ×
サポート2
(FAQ)ページ
× ×
SEOツール 独自ツール(Jetpack) 独自ツール × Google Search Console設定可 独自ツール
Googleアナリティクスの設定 × 不明 ×
SNS連携機能
eコマース機能 ×
(アプリを追加して可能)
× ×
(BASEと連携可)
メールマガジン発行機能 × × × ×
補足 ・App marketから
機能拡張プラグイン等の追加が可能
・180日以上ログイン
しないと自動的に削除
・ウェブサイトの
バックアップ機能がない
・自動バックアップ機能、
予約公開等機能が豊富
・無料素材サイトと連携している
専用アプリで
編集可
注(1):wordpress自体はオープンソフトウェア。WordPress.com は Automattic Inc.がWordPressを利用したウェブサイトのホスティングサービスとして運営
注(2):開発はWix.com(イスラエル)
注(3):運営はJimdo GmbH社(ドイツ)。

 

上記に挙げた各無料サービスの特徴は以下です。

  • WordPress(ワードプレス)

    ワードプレス自体は無料で利用可能です。上記の無料プランはWordPress.com の広告が入るサポートが無いgoogleアナリティクス等の連携ができない等の制約があります
    (上記の無料プランは、米国の会社である Automattic Inc. のホスティングサービスの一つです。日本の会社でも安価にレンタルサーバーサービスと合わせてワードプレスが使えるプランがあります。詳しくはワードプレスのページをご確認ください)

 

  • WIX(ウィックス)
    上記の無料プランはサーバーの保存領域も500MBと少なく、帯域幅も狭い(=ホームページの表示が遅くなる場合がある)等の制約があります。

 

  • Jimdo(ジンドゥー)
    ジンドゥー自体は直感的にウェブページがつくれますが、上記の無料プランはウェブページが5ページまでという制限があります

 

  • CLOUD LINE(クラウドライン)
    クラウドラインも直感的にウェブページがつくれ、Google サーチコンソールやアナリティクスの利用も可能ですが、SSLが使用できることの説明がない点が致命的です
    (2018年7月から、googleはSSL対応していないウェブページ(http:// で始まるもの)に警告表示を出しており、以降全てのウェブページはSSL対応が求められています)

 

  • Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
    アメーバブログでお馴染みのサイバーエージェントが運営している安心感があり、テンプレードもお洒落なものが多いです。
    無料プランはSSLが使用できないウェブページが10ページまでという制限があります

 

また、上記の表には無いですがLP(ランディングページ)のような縦に長い1ページを無料で作れる。というサービスもあります。1Pだけでいいからすぐ欲しい!という場合には良いですが、有料プランでも最大10ページまでしか公開できないのでビジネス用のホームページには向かないと思われます。

  • ペライチ
    株式会社ペライチが運営しているサービスです。
    無料プランは広告が表示されるウェブページが1ページまで、SNS連携不可という制限がありますが、SSL接続、スマホ対応などはできます。

 

 

無料プランはやはり制限が多いですね。
ただし、制限を把握した上でまずは無料で試してみたい。という使い方は良いと思います。

無料プランの主な特徴1:広告が入る

上記に挙げたすべてのサービスで、無料プランは広告が入ります。
(すべての無料サービスが広告ありということではありませんが、広告が入る無料サービスは多いです)

一般的に無料プランはお試しであったり、有料プランへ誘導するための呼び水のような目的で用意されているので仕方がないことではあります。

無料プランの主な特徴2:独自ドメインは使えない

無料プランはお試しのような位置づけで用意されているため、自社専用のドメインは使用できません。独自ドメインが使えないということは、自社専用のメールアドレスも使用できません。
そのため、今後も長く会社や自分の事業を宣伝するためにホームページを利用する場合には有料プランに切り替えて独自ドメインを取得する必要があります。

 

ドメインについて:
ドメインとはインターネット上のホームページの住所にあたるものです。このホームページでいうと gokigen-ya.jp にあたります。
ホームページを作る際にドメインが必ず必要かというと、そうではありません
しかし、独自ドメインでないホームページはネットリテラシーに欠けた印象(ドメインの取得方法を知らない?)や、インターネットでのビジネスに力をいれていない印象を与えることになるので、ごきげん屋ウェブサービスとしてはあまりお勧めしていません

 

無料プランの主な特徴3:サポートが貧弱

無料のプランでは、サポートが貧弱であることも特徴です。
メールやチャットでの問い合わせに対応していても、有料プランに比べて対応の優先順位が下がるということもあります。

 

無料プランの主な特徴4:eコマース(ネットショップ)機能があっても貧弱

無料プランでもeコマースサイトを作ることができるサービスはありますが、機能に制限があるものがほとんどです。

eコマース(ネットショップ)が利用できる人気の無料サービスはこちらにまとめました。

 

まずは無料プランで試してみたいけれど、どれを選んだらいいの・・・?
という場合はHPサポート屋にご相談ください。ビジネスの内容に合わせて、お勧めのサービスや将来的な展開についてもご提案いたします。
お問い合わせはこちらからどうぞ。

 

「ホームページ」という語について
本来「ホームページ」とはウェブサイトのトップページを示す語でしたが、ウェブサイトのことを「ホームページ」と呼ぶ方も多いことから、このサイトではウェブサイトを指すのに「ホームページ」という語を使用しています。

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