ハンドメイドを販売するなら?- ミンネ、クリーマ、いいち比較【2022年版】

最近は家にいる時間が増え、副業や趣味の一環としてハンドメイドの品をインターネットで販売する方も多くいます。

自分でホームページを作って販売してもいいのですが、まずはハンドメイドの販売サイトに掲載することを検討する方も多いと思います。人気のハンドメイド販売サイトを比較したので参考にしてください。(ハンドメイドマーケットの先駆けだった「ココナラハンドメイド」は2019年の6月でサービスを終了しました)

ここに挙げたものはあくまでも一部です。
また、情報が変わる可能性もありますので最新情報は各サービスのページをご確認ください。

ハンドメイド販売 ミンネ と クリーマ と いいち の比較

(表は横にスクロールします)

サービス名称 minne(ミンネ) (クリーマ) iichi(いいち)
運営会社 GMOペパボ株式会社 株式会社クリーマ iichi株式会社
規模 アプリDL 1149万件(20年3月) アプリDL 1000万以上
販売手数料 売上(作品価格+購入オプション価格+送料)の10.56%(税込)
(海外への販売も同様)
作品、素材の販売:成約時に商品金額の一律 11%(税込)
フードの販売:成約時に決済総額の一律 15.4%(税込)
台湾、香港サイトでの販売:決済総額の21%(税込)+ 一取引あたり42円(税込)の決済手数料
作品代金(※送料除く)の20%
(売上金の)振込手数料 振込1回につき220円 合計金額が30,000円未満:176円(PayPay銀行の場合は55円
合計金額が30,000円以上:275円(PayPay銀行の場合は55円)
合計金額が30,000円未満:176円
(PayPay銀行の場合は55円
合計金額が30,000円以上:275円
(PayPay銀行の場合は55円)
(売上金)振込の繰越 前月繰越金+売上が1,000円に満たない場合、入金は次月に繰越(最長6ヶ月 翌月以降(最長6ヶ月)に繰越すことが可能 振込の繰越は不可
発送方法 ・らくらくミンネコパック(全国一律315〜590円)が利用可
・海外発送可能(代行会社あり)(EMS(国際スピード郵便)が配達できる地域)
台湾、香港サイトでの販売はEMS/国際eパケット(自力で) 海外への発送:不明
特徴的なカテゴリ フード(食べ物) メンズ、家具、フード&お酒
オーダーメイドも可
メンズ、オーダー家具
特徴 ・海外発送可能(代行業者軽油)
らくらくミンネコパック(全国一律、翌日配送、追跡・保証付きの発送方法)
・写真撮影・ライティング代行サービスあり(有料)
・作品画像の補正機能も搭載
・セルフサービス式のクリック課金型の広告出稿が可能(1クリック 10〜60円)
・リアルイベントやショップもある
・KDDI株式会社とクリーマの提携により、4,000万人のお客様基盤を持つauとの本格的な連携
・出品者の展示会やワークショップ等のイベントをお知らせするサービス
note上でもiichiの作品を表示、販売できる
顧客層 94%が女性 男性が多そう 不明

上記に挙げた各サービスの特徴は以下です。

  • minne(ミンネ)

    GMOグループのGMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドマーケットで、規模的には国内最大と言われています。
    また、購入者の女性比率が98%で、うち20〜40代が86.3%と若い女性の支持が高いのも特徴です。
    そのためカテゴリもベビー&キッズやペット、アクセサリー、おもちゃ、フードと幅広く、海外発送や写真撮影・ライティングをしてくれる代行会社もあります。
    また、「らくらくミンネコパック」という全国一律r、保証&追跡付きの発送方法が選べるので「らくらくミンネコパック」の専用箱に収まる小物の販売ならとても便利です。
    注意点としては、販売手数料が送料込の金額に対してかかるので、送料が高くなるような大型・重量があるものの販売にはあまり向かない点が挙げられます。

 

  • creema(クリーマ)

    株式会社クリーマが運営するハンドメイドマーケットです。
    ハンドメイドマーケット以外にもリアルイベントやショップの運営、ものづくりによる地方創生などにも取り組んでおり、地方自治体とのタイアップやクリエイターを応援するためのクラウドファンディングなども行っています。
    そのためクリーマのカテゴリも一般的なアクセサリーやぬいぐるみといったものの他に、メンズやお酒の取り扱いもあります。オーダーメイド品を販売したり、イベントに出典することも可能です。セルフサービスですが、クリーマ内にクリック課金型の広告を出すことも可能です。
    また、台湾と香港のサイトとも提携しており、海外への販売も可能です。
    注意点としては、食品と海外サイトへの販売時の販売手数料が通常の作品とは異なるので注意が必要です。

クリーマといいちは、PayPay銀行への振り込み手数料が55円と安いのも良いですね。

  • iichi(いいち)

    iichi株式会社が運営するハンドメイドマーケットです。
    作品のラインナップとしては、趣味でやっている個人の方の出品よりは、地方の小さなお店や個人経営の方が出品しているものが多そうな印象です。オーダー家具も販売できます
    自分の作品を出品するだけではなく、繋ぎ手(お店やギャラリー)として”自分のお店で取り扱っている作品を販売する”という方法も可能です(招待制)。
    また、noteと連携しておりnote上に作品を表示し iichi で販売するということもできます。
    注意点としては、作品が売れた場合売上金の次月繰越ができない点と、海外への発送方法が不明(ヘルプページに記載なし)な点です。

ハンドメイドマーケット以外で販売するには?

もし、上記のようなハンドメイドマーケット以外でインターネット販売をしたい場合は、無料のネットショップを利用する方法もあります。無料で作れるネットショップについては以下の記事でまとめてありますので参考にしてください。

無料ネットショップ作成のストアーズ(STORES)とベース(BASE)の比較【2021年版】

まとめ

大雑把な分類としては以下のような感じです。

  • お小遣い稼ぎの副業や趣味の作品を売りたい、またはらくらくミンネコパックの専用箱に収まる小物を販売したい場合は、ミンネが便利
  • リアルイベントで購入者との交流したい場合や、地方の特産品等を販売したい場合は、クリーマ
  • 既に実店舗があり、そこでの取り扱い作品や専門性が高い作品を販売したい場合は、いいち

まずは、複数のマーケットに登録してそれぞれのお客さんの反応や、使い勝手を試してみるのもアリですね。

 

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